衣替えの季節

以前は年に1度か2度、大掃除をしていたものです。


それは衣替えの季節です。


しかし、冷暖房器具などの普及により、季節感が希薄になり、季節ごとの住まいの衣替えの習慣がなくなりつつあります。


じつは、こうした行事が、住まいのメンテナンス(維持管理)や雨漏り修理におおいに役立っていました。


シーズンごとに建具や敷物を取り替えたり、大掃除のたびにタンスや戸棚などを動かすことは、よどんでいた空気の通りがよくなり、家具のうしろの壁に結露やカビなどを発見したりと、知らないうちにメンテナンスになっていました。

手すりを取りつけるということ

雨漏り修理の次にとりかかったのは、手すりを取りつけるということでした。


しかし、つけるときゅうくつなのです。


0さんもKさんも、階段にあたる幅を柱1本分ずらし、10センチほど広くなりました。


階段幅にとって、10センチは大きな寸法です。


木造住宅の階段は13段で昇りきりますが、この角度は45度(小屋裏が使いにくいのは、階段が急勾配だからです。ここをモノをもって上がるのはわけありませんが、モノをもって降りるのは、かなりの覚悟が必要)。


13段をもう1段ふやして14段にすると、角度がゆるやかになります。

通気するとき

通気するときは、折れ戸をあけて、向こう側の窓をあけます。


Kさんのお宅は、1階に玄関を設けながら、2階に台所とリビングルームをもってきた逆転プランです。


ゴミ出しからはじまる一日の行動を階段を通じて行うため、階段の途中の踊り場をゆっくり曲がれるように、段差をつけていません。


生活通路だけでなく、Kさんのお宅を訪れるお客さまも、すべてこの階段を利用するので、危険のないようにすることがいちばんの課題でした。


ふつうの階段は、幅3尺(約90センチ)で計画されています。


3尺幅の階段は、柱芯が90センンのために壁の仕上がりで有効内法寸法が75センチになってしまいます。


ちなみに、雨漏り修理の際は工務店などの専門業者に頼むのがベストです。

石油ストーブが主流だった時代

石油ストーブが主流だった時代・・・。


Oさんの家でも、やはりその点が心配で、冬は階段にそってカーテンを吊るしましょうという話にもなりましたが、住んでみるとまったく必要ないことがわかりました。


アルミサッシの気密性と空調設備機器の発達もさることながら、断熱材で家中をすっぽりとくるんでいる構造は、部屋ごとの温度差を少なくして、家全体をやわらかなあたたかさで包んでいます。


Oさん宅のもうひとつの自慢は、階段わきの窓のステンドグラスです。雨漏り修理中に思いついたアイディアだそうです。


好きな作家に注文してつくってもらいました。


この窓は二重窓になっており、ステンドグラス部分が折れ戸になっています。

プラン

雨漏り修理プランを考えるうえで、階段の位置をきめるのはいちばん苦労しますが、もっともおもしろいことでもあります。


階段の位置は、どのようにでもなると思われがちですが、住まい方がスムーズになるいっぽう、変なところで二分されると、不自由になることもあります。


リビングルームから、直接2階に上がる階段を設けた0さんの家を紹介しましょう。


20年前に流行した階段はストリップ階段といって、段板のみで構成されているので、階段を美しく見せるだけでなく、1階と2階が吹きぬけになり、それまでの玄関ホールに設けられた階段にくらべると斬新でした。


しかし、この階段はその後、なりをひそめてしまいました。


あたたかい空気が階段をとおしてどんどん2階に逃げてしまい、リビングをあたためてもあたためても寒い、というのがその理由です。

ショールームで選ぶとき

雨漏り修理を修理し、ショールームで選ぶときは、かならず靴をぬいで、座面の高さを確認してください。


家では靴をはかないからです。


長時間座っていても、疲れないことが条件のひとつですから、何度も座って、自分にあったイスをみつけましょう。


木のイスなら、脚を切ってもらって、シートハイを調節することもできます。


人問工学の小原二郎先生は、身長の4分の1が自分にあったイスの高さ、とおっしゃっています。


身長170センチの人なら42.5センチン、私は身長154センチですから、38.5センチです。


主婦のくつろぎタイム

主婦のくつろぎタイムは、本を読む、テレビを見る、お茶を飲む、編みものをする、電話で長話・・・。


そんなときに、自分用のイスがひとつほしくなります。


女性だけにかぎりませんが、くつろげるイスの条件は、両ひじかけがあって安定感があり、軽くて持ち運びが楽なこと。


また、シートハイ(床から座面までの高さ)が低いほうが、座り心地がよいものです。


背もたれの勾配の角度には個人差がありますが、やや高めで、背中が全部はいるほうが楽、腰痛にもなりにくいのです。


雨漏り修理をした天井を見上げるのも楽な高さが良いでしょう。

天井に近い壁面に蛍光灯

千葉県のGさんのお宅のリビングルームには、天井に近い壁面に蛍光灯を取りつけ、それが直接見えないように、グリーンで塗ったモールディング(ふち飾り)で覆っています。


天井から反射した光が部屋の周囲にもれて、まるで海のなかにいるようで、お酒が一段とおいしくなるそうです。


この部屋にはこのほかに、シーリング、ブラケット、スポットライト、ダウンライトも取りつけられています。


複数の照明器具を提案すると、狭い部屋にそんなにたくさんの照明器具はいらない、といわれることがあります。


しかし、一度に全部点灯するのではありません。


そのときに応じて、つけたり消したりするのです。


小さな明かり、かすかな明かりほど、雨漏り修理した天井に広がりをもたらします。


明るすぎる部屋よりも、暗いほうが心がやすまるもので、家族の団らんにも適しているのです。


食卓においたスタンドの灯

一度、食卓においたスタンドの灯だけで、ぽうーっとしてみませんか。


暗さに目が馴れてくると、窓こしに見える月明かりや雪明かりの、わずかな変化が見分けられるようになります。


ふつうのお宅では、ひとつの部屋で食事をする、新聞を読む、お酒を飲む、客をもてなす・・・と多目的に使われます。


すべてのことを蛍光灯ひとつですますのは、味けない気がします。


食事のときは、テーブルの上に白熱灯のペンダントをあてます。


雨漏り修理をした天井に影ができて綺麗ですよ。


白熱灯は蛍光灯よりも色が自然に見えるので、料理がおいしそうです。


新聞を読んだり、手紙を書いたりするときは、蛍光灯とスタンドをいっしょにつけます。


お酒を飲んだり、会話を楽しむときは、ダウンライトとブラケットにすると、ひとつの部屋がまるでちがったふんいきになります。

照明器具の明るさの目安

1畳当たりの照明器具の明るさの目安は、蛍光灯で10ワット、白熱灯で30固.というのがこれまでの通説でしたが、最近では、それぞれ15ワット、40ワットにアップしているといわれます。


夜になっても、こうこうと電気をつけっぱなしにする傾向は、オフィスやショッピングセンターの明るさに馴れて、家のなかにも同じような明るさをもちこんでいるからではないでしょうか。


家庭は仕事場や買いものをする場所ではなく、くつろぐ場所です。


明るすぎる部屋にやすらぎはありません。


せっかく雨漏り修理をした天井も悲しむことでしょう。


家は生きていますから。